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HIVとエイズの違いは?きちんと知って予防をしよう!

HIVやエイズという言葉を知っている人は多いと思いますが、それぞれが何を指しているのかまで正確に知らないという人は少なくありません。多くの人はこれらが同じものだと勘違いしていますが、厳密に言うとこれらは同じものを指しているわけではないので注意してください。まずはHIVやエイズがあらわすものを正確に理解し、これらを予防することができるように正しい知識を身につけるようにしましょう。

HIVはヒト免疫不全ウイルスのことをあらわしており、このヒト免疫不全ウイルスに感染するとHIVに感染したと言われる状態になります。この病気になると免疫力が少しずつ弱くなっていき、数年から10年ほどの時間をかけて、健康な人であれば問題ないような菌やウイルスで病気になってしまう状態になるはずです。このときに感染した病気がエイズ指標疾患とされている病気に当てはまるとエイズを発症したと言うことができます。つまり、HIVに感染した後に発症の目安となる病気を経験しているとエイズを発症していると言えるでしょう。

ヒト免疫不全ウイルスは感染している人の血液や精液、膣分泌液や母乳などの体液に存在しているので、これらが他の人の粘膜に接触すると感染が起こります。口内や性器、直腸などの粘膜から感染することが多く、コンドームを使用しなかったセックスやオーラルセックス、アナルセックスなどで感染することが多いです。勘違いしている人が多いのですが汗や涙、唾液や尿などが接触しても感染することはないということを知っておきましょう。

HIVとエイズは症状の段階に違いがあるだけで、どちらも同じウイルスが原因となって起こる病気であることには変わりがありません。ヒト免疫不全ウイルスに感染しても早期発見から早期治療を実現することができれば、この感染症の発症を抑えることもできます。現在の医療技術では1度感染したHIVを完全に治すことは不可能だと言われていますが、病気の進行を抑えてエイズを発症させないことは可能ですので、感染してしまった可能性があるときは早急に治療が開始できるようにしてください。それぞれの違いを知らなければヒト免疫不全ウイルスに感染してすぐでもエイズを発症したと勘違いしてしまい、治療しても無駄だと諦めてしまうことになるかもしれません。実際はHIVに感染して早い段階であればエイズの発症を食い止めることができるので、これらの病気の違いを知って正しい行動を選択することができるようにしておきましょう。